アナログ変調~AMとFM

4章で、0または1からなるデジタル信号を、搬送波に載せる(変調する)方法を述べました。

実際にデジタル信号を変調する方法はそこで説明した方法だけではないのでそれは次章で説明します。

本章ではデジタルでなくアナログ信号を変調する代表的な2つの手法について述べます。

1つはAM変調でもう1つはFM変調です。

どちらもラジオでおなじみの言葉ですね。

思い出していただきたいのは、送るべきアナログ信号の帯域と比べて、搬送波ははるかに高周波だということです。

そしてもう1つ、FMの場合、本来が(音声と比べれば)はるかに高周波なのですが、さらに隣り合った搬送波同士の間で、ある程度周波数の違いに余裕があることが前提となります。

図の上部にある長い緑色の軸が全体の時間軸、その上の黄色い正弦波が搬送波、そして赤い曲線が送るべき信号です。

送るべき信号には全体に十分なゲタをはかせ、常に一定の正の値以上をとるものとします。

さてまずAMですが、図の左下のように、その信号の値がその瞬間における搬送波の振幅ということにします。

つまり振幅変調であり、AMとはその英語Amplitude Modulationを略したものです。

一方のFMは、図の左下のように、搬送波の周波数を若干変化させることにし、信号の値がその瞬間における搬送波の周波数ということにします。

つまり周波数変調であり、FMとはその英語Frequency Modulationを略したものです。

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