移動中通信を可能にするハンドオーバー

日本で携帯電話のサービスが開始されたのは1987年だそうです。

しかしその原型として、日本では1979年に始まった自動車電話がありました。

フロントガラスの脇にごついアンテナが立っている姿、今から思えばなつかしいですね。

最初の自動車電話は約7kg、それが車外に持ち出せるようになったショルダーホンが約3kg、そして最初の携帯電話は約1kgだったそうです。

このように携帯電話は自動車電話から始まっているので、位置を変えながら通話できることは必須です。

現在は運転しながらの携帯電話通話は禁止されていますが、最初に出た当時はぜいたく品ですから、後部座席で使うのが主流だったのでしょう。

移動中の通信を可能にするため、移動通信制御局は端末に届く基地局からの電波の強さを監視しています。

それが弱くなりつつある時、その端末はゾーンから出ようとしているのではないかと考え、あらためて周辺のゾーンの基地局から受ける電波の強さを調べ、それが強くなっている基地局へと引き渡すわけです。

この時、移動通信制御局では位置情報データベースも新しいものに更新します。

こういった一連の処理をハンドオーバーといいます。

こうして現在、携帯電話は時速300km程度の速度までは追随できるので、地上の移動であればほぼ通話はとぎれません。

とはいえいうまでもありませんが、自分で運転しながらの通話は厳禁です。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

« 携帯電話ネットワークのラフな仕組み | ホーム | 接続できる場所を充実するローミング »

このページの先頭へ